唯一無二 OKITA GUITARS ・・・
OKITA GUITARSのサウンド・特性・特徴につきまして、1〜11に分けてご案内申し上げます!! (沖田 正和オリジナルギタープロジェクトリーダー:近藤 晃弘)
- スペイン式ネックジョイントを採用! OKITA GUITARSの全てのモデルはスペイン式ネックジョイントを用いて製作をいたしております。製作者の沖田 正和は元々クラシックギターの製作者として40年以上に渡りクラシックギターを製作してまいりました、2000年に入り鉄弦を使用するアコースティックギターの製作も本格的に開始、その際にクラシックギター製作で行っていたスペイン式ネックジョイントをアコースティックギター製作にも流用し、現在に至っております。スペイン式ネックジョイントとはクラシックギター製作で用いられるネックジョイント方式です。クラシックギター製作におきましては2種類のネックジョイント方式、①スペイン式と②ドイツ式の2種類が存在いたします。ドイツ式とは一般的に鉄弦を使用するアコースティックギターの製作で多く用いられている”ダブテイルジョイント”を示します。ダブテイルジョイントは、ボディとネックを別々に製作し、最終的にネックをボディに組み込み固定する工法です。スペイン式ネックジョイントにつきましては、2019年10月27日投稿のBlog(http://okita-guitar.jp/2019/10/27/スペイン式ネックジョイント/)の中で、ジョイント部の木製模型画像を使用し、ご案内をさせていただいております。ぜひご参照ください。クラシックギターの製作においてネックジョイントは非常に重要で音にも大きく影響いたします。より高級なモデルの場合には特にスペイン式ネックジョイントが採用され、製作が行われております。ドイツ式(ダブテイルジョイント)の場合、価格帯の低いモデルや大量生産を必要とするモデルに用いられる場合が多いとのことです。ジョイントしている部分に隙間を持たせているところからジョイント部を中心に色々な不具合が生じるケースも多く一番深刻な事案に繋がってまいります。スペイン式の場合、ネックそのものがボディの中に入り込みサイドはネックのスリットの中に組み込まれ、トップ、バックもネックに接着され一体化することにより隙間のない箱として出来上がり、音のエネルギーをスポイルする事なく出力することが可能となります。OKITA GUITARSのモデルは、全てスペイン式ネックジョイントを採用し製作されております。ドイツ式ネックジョイントを用いて製作された通常のアコースティックギターとは、全く比較にならないほどの濃密なサウンドの出力を実現いたしております!!
2.トップ、サイド、バックに厚い材を使用! 一般的なアコースティックギターの場合、音をより出しやすくするためにトップの厚みを薄くして製作をするメーカー、製作家が多いというのが現状です。特にトップ厚は、2ミリ台から2ミリを切る厚さ(薄さ)で製作されてるメーカー、製作家もおられます。OKITA GUITARSの沖田 正和は、その考え方とは真逆で、使用する材料(トップ・サイド・バック)に厚みを持たせて使用し、重厚な箱を構築し、しっかりとした箱鳴りのするギターを作るという方向性で製作に取り組んでおります。トップの厚みは4ミリと驚異的な厚さで、サイドとバックに関してもも通常のアコースティックギターの材の厚さにプラス1ミリの厚みを加え頑丈な箱を組み上げております。一般的に薄い=音が出やすい。厚い=音が出にくいと考えられておりますが、沖田 正和は一般的な製作方法ではなく厚い材を使用、1でご案内をさせていただきましたスペイン式ネックジョイントを用いて製作を行い、濃密な響き、抜群の鳴り、音量、レスポンスも素晴らしい、全く独自のサウンドを持ち合わせたOKITA GUITARSを送り出しております!!
3.材は、最高級材のみを使用! 全てのOKITA GUITARSで使用するトップ・サイド・バック・ネック材は、長期のシーズニングを施した、最高級材のみを使用して製作を行っております。プレミアムグレードの材のみで組み上げる事により、世界最高レベルの、質の高いサウンドを実現させております。”良い音のするギターを作ろうとするのだから、最高級材を使用するのは当然のこと”と沖田 正和は言います。
4.正確なピッチを実現! 指板に入れるフレット打ち込みの為のスリット、ブリッジを貼る位置、ナット、サドルの作成時に施す独自の加工により、通常のアコースティックギターでは考えられないほど非常に精密なピッチを実現しております!!
5.質の高いサウンド、豊かな音量を実現! OKITA GUITARSの全てのモデルが共有するサウンドの特性は、音そのものが非常に濃密で解像度の高い響きを持ち合わせます。そして鳴らした際のレスポンスの良さと豊かな音量にはどなたも大変驚かれます。プレーン弦の響きもとてもしっかりしており単音弾きの際の表現力と表情付けもしやすく演奏時の集中力もより高まります!!
6.チューニングの狂いが少ない! OKITA GUITARSは、弦をライブのリハ前に張り替えてもチューニングの安定がよく、チューニングが非常に狂いにくく、プレーヤーに絶対的なアドバンテージを提供いたします。通常のアコースティックギターのレベルからは、想像もできないほどの安心を実感いただけます!!
7.弦への依存度が極めて低い! 通常、ギターを弾かれる方は自分のお気に入りの弦をギターに張って演奏されます。通常のアコースティックギターは使用する弦によって、いかようにもギターのサウンドは変わってしまいます。つまり、弦のファクターが高いということです。弦の影響が凄く大きい、言い換えればギター本体が弦に支配される割合いが高いということになります。OKITA GUITARSは、基本的に重厚な鳴りと響きを持ち合わせているため、弦の優劣、弦の種類・内容等の影響を受けにくく、弦の種類によってサウンドが翻弄されることがなく弦のファクターが非常に低いということが特徴的です。一般的には考えられないことを明確に実現いたしております!!
8.弦が劣化しても長い期間使用が可能! 通常のアコースティックギターは全般的に新しい弦の状態が最良の音と認識され、弾き込むことによって弦の消耗が進行、のちに音の張りも艶もなくなり、とても弾けるような状態(音)ではなくなります。そして新しい弦に張り替えるというのが一般的な流れとなります。OKITA GUITARSは、7でもありましたが弦への依存度が低く弦が劣化し、響かなくなった状態になりながらもそのまま弾き続けることが可能です。弦の状態よりもギターの重厚な箱のポテンシャルが演奏を成立させてしまいます。どうしても張り替える必要性がある以外は、切れるまで弾き続けることも可能ですので弦代の節約にもつながってまいります。これも一般的なアコースティックギターでは考えられない事例です!!実際にOKITA GUITARSを手に入れられて、演奏をしていただいているユーザー様より、驚きのコメントを多々いただいております。
9.驚異的なサウンドバランス! OKITA GUITARSの全てのモデルが共有する特性として、サウンドバランスが驚くほどによく、生音で弾いていただいた時はもちろんのこと、録音時におけるマイクを使用した際の集音においても通常では考えられないほどの驚異的なバランシングをご体感いただけます!!その昔よりアコースティックギターのサウンドを録音する際にレーコーディングエンジニアの方々は、大変苦労をされておられるという話を聞いてまいりました。生音そのものが、脅威的なバランシングのOKITA GUITARSにおきましては、それがそのまま現場にも反映されるということです。全く問題なく、大変楽に収録・集音を実現し、理想的な音作りと録音を実現していただけます。これも一般的なアコースティックギターでは考えられない事例です!!
10.モデルによる優劣がない! 一般的なアコースティックギターの場合、サイド・バック材の種類によって自動的に音の優劣が生まれてしまいます。例えば、最良はハカランダ、次はマダガスカル、ココボロ、インディアンローズ、マホガニーの音はローズ系に比べると弱めで・・・というようにジャッジ・認識されております。OKITA GUITARSのモデルの場合、上記のような順番の優劣とは無縁です。マテリアルのサウンドカラーは、存在しますが根本的な構造を共有しておりますので鳴り方はどのモデルも同様となります。一般的にローズ系と比較してしまうと、”劣る”とも言われてしまいがちなマホガニー系のギターの場合もOKITA GUITARSには全く当てはまりません。これがマホガニーモデルの鳴り方か、マホガニーモデルのパフォーマンスか!と驚かれることは間違いございません。これも一般的なアコースティックギターでは考えられない事例です!!
11.ボディサイズによる音の差が少ない! 一般的なアコースティックギターの場合、ドレッドノートと OMモデル、ボディサイズの大きさで出力される音の大きさは箱の容量に比例すると言われております。ドレッドノートは、OMモデルよりも音が大きく、OMモデルは明らかに音が小さいというように表現されます。OKITA GUITARSの場合は、スモールボディであっても非常に音量が豊かで、一般的なアコースティックギターのドレッドノートモデルに負けないほどのサウンドを出力いたします。OKITA GUITARSの全てのモデルは、独自の構造を共有しておりますので鳴り方、音の出力のポテンシャルが高くスモールボディモデルでありながら、一般的に認識されている非力さを感じるようなことはなく演奏をしていただくことが可能です。これも一般的なアコースティックギターでは考えられない事例です。
終わりに、、、 上記のようにOKITA GUITARSについてをご案内させていただきました。言葉だけでのご案内となりますので、なかなかご理解いただきにくいかもしれません。もし可能であれば、ご自身がメインでご使用いただいているギターをお持ちいただいて、OKITA GUITARSとの弾き比べを行なっていただくと互いの違いをより明確にご確認いただけると思います。そして上記でご案内させていただきました項目に関して、OKITA GUITARSを弾いていただきながらじっくりとご確認いただきたいと考えます。OKITA GUTARSのお問い合わせは、渋谷店にて承っておりますので何卒よろしくお願い申し上げます。